夜眠れない辛さは、なかなかわかってもらえなかったりします。
ひどい人になると、「夜眠れないなんて、睡眠時間が少なくなるから、その分、自分の好きなことができたり、夜も起きていて趣味が満喫できるじゃないか、うらやましい限りだよ」なんて言う人もいるくらいです。
「昨日は全然眠れなかったの」「ここのところ、毎日2時間しか眠れないの」などという人の話を聞くと、不眠症の辛さをわからない人は、ああ、いつもの病気自慢がはじまったわぐらいの感覚でしかないかもしれません。
本当に不眠症?
周りの人でも「不眠症」だという人がいたりしますが、実は「不眠症」ではなく「不眠」であることがあるのです。
それは、あなたが大阪に住んでいなくても、京都に住んでいなくてもです。 ・・・ってそれは、”府民”やー!
どうも、ツッコミありがとうございます。
駄洒落はさておき、「不眠症」と「不眠」は違うものです。
悩み事があって眠れない、近所で工事をしていてうるさくて眠れない、喘息があってそれが気になりなかなか眠れないといったように、その直接の原因になっているものを取り除くと、またすやすやと眠ることができるようになるものは、単なる「不眠」であって、「不眠症」ではありません。
しかし、悩み事がなくなったのに眠れない、工事が終わったのに眠れないといったように、原因がなくなっても眠れないものが「不眠症」となります。
国際基準における不眠症の定義をみてみましょう
・入眠障害、中途覚醒、熟眠障害、早朝覚醒のいずれかがあること
・不眠の訴えが週2回以上で、かつ1ヶ月間以上継続していること
・自らが苦痛を感じるか、社会生活または職業的機能が妨げられていること
つまり、ここ1週間ほど、悩み事があって夜2時間も眠れないのというような場合は、不眠症の手前の段階ということができます。
とはいっても眠れないのはツライものがあります。
一過性不眠のうちにケアを
不眠症でない不眠は、原因がなくなれば治るもので、その中でも短期間(1~7日程度)の不眠は、一過性不眠と言われ、OTC薬でのケアが可能です。
長い間不眠で悩んでいたりすると時間がもったいないです。
眠いけど眠れないのはなかなかわかってもらえない辛さがあります。たとえ1日でもツライのですが、それが3日、4日と続くと睡眠不足がどんどんと蓄積してどんどんとつらくなっていってしまいます。
そんな時に利用したいのが、OTCの睡眠改善薬です。
一過性不眠で次のような場合は、睡眠改善薬を
・悩み事やストレスが多く、寝つきが悪い
・海外出張などの時差ぼけで眠れない
・いろいろ考えるとイライラしてなかなか寝つけなくなる
・大きなイベントがある日の前日、興奮や緊張をしてなかなか眠れない
・旅行などに行き、普段と違った環境になると寝つきが悪くなる
・不規則な生活になってしまっていて、夜眠れない
・夜中にちょこちょこ目が覚めてしまう
・眠りが浅い感じがして、昼間うとうとしてしまったりする
・朝、スッキリと起きられない
睡眠改善薬の有効成分
睡眠改善薬は、中枢作用の強い抗ヒスタミン剤である「塩酸ジフェンヒドラミン」が有効成分として配合されています。
オススメの睡眠改善薬、ドリエルEXとは
この塩酸ジフェンヒドラミンは、皮膚のかゆみを鎮めたり、鼻水やくしゃみなどのアレルギー症状を抑える薬ですが、副作用として眠気を催すということから、この作用を利用して、睡眠改善薬として開発されました。
睡眠改善薬はいろいろありますが、ソフトカプセルタイプで、服用後すみやかに有効成分が出てくる【指定第2類医薬品】ドリエルEX 6カプセルがおすすめです。
リラックス系アロマとして、ラベンダーの香りがソフトカプセルに封入されていますので、一時的な不眠で悩んでいて、心地よい眠りを得たいという人におすすめです。
効能・効果
一時的な不眠の次の症状の緩和:寝つきが悪い、眠りが浅い
1カプセル中
塩酸ジフェンヒドラミン・・・50mg
添加物として、ゼラチン、D-ソルビトール、ポビドン、マクロゴール、グリセリン、ベンジルアルコール、香料を含有します。
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