『女性は多弁、男性は寡黙』
昔は、高倉健みたいに無口な男というのがモテましたが、現在は女性と会話してコミュニケーションがとれなければ、モテない時代といってもいいでしょう。
寡黙な男は、何を考えているかわからない、話しを聞いてくれているかどうかすらわからないとなってしまいます。
男は黙って高倉健!という時代は終わったのかもしれません。
女性の心はわからない
実際に、セキララ・ゼクシィが20~30代女性に、「“無口な男性”と“おしゃべりな男性”、彼氏にするならどっち?」とアンケートをとったところ、無口な男性:18%、おしゃべりな男性:49%、どちらとも言えない:33%となっています。
理由としては、おしゃべりな人のほうが一緒にいて楽しい、無口だと間がもたない、社交的で友達や親に紹介しても適度に会話してくれて恥ずかしくないからといった回答があります。
これには続きがあって、
「あなたの彼は、“無口な男性”と“おしゃべりな男性”、どちらにあてはまりますか?」という質問をぶつけているのですが、これには、無口な男性:48%、おしゃべりな男性52%と拮抗しています。
理由としては、自分の時間に集中したい時、黙ってくれるので心地いい、いくら仕事のことを愚痴ってもやさしく聞いてくれるといったことが良かったと言っています。
不思議なものです。
男女のおしゃべり度ってどのぐらい差があるのか
米国のカリフォルニア大学の神経学者が一般的な男女の1日での会話語数の統計を取った結果は次のようになっています。
男性 : 約 7000語
女性 : 約20000語
つまり、女性のほうが男性の約3倍しゃべっているということになります。
なぜ男は寡黙なのか
実は、人間の脳には、言語タンパク質と呼ばれるFOXP2タンパク質というものがあり、この量を調査したところ、女性は男性よりも約30%も多いことがわかりました。
多弁か寡黙かを決める脳内の言語タンパク質が男性では少ないため、女性よりも寡黙になるのではないかと言われています。
また脳のつくりによる男女差も影響しているといわれています。
男性は、イメージを司る右脳が大きくなっていて、女性は言語に関わる機能を司る左脳と右脳の大きさが同じでバランスがとれています。
このことから女性のほうが、声や言葉、会話といった感覚を駆使する能力に長けていると言えます。
イメージを司る右脳の男性は、女性を見た目で好きになり、言語や声を司る能力を駆使する女性は、イケボが好きになるというのもこうしたことが根底にあるのかもしれません。
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