クライシス、つまりリスク、『共働きクライシス』は、文字通り、夫婦が共働きをすることによる夫婦関係の悪化のリスクということになります。
特に、子供を産んだ後、そのリスクは高まり、『産後クライシス』なんていう言葉も生まれたぐらいです。


イクメン、育休の大切さ


最近では、待機児童が増えて問題になっていますが、本来であれば子供は宝であり、少子高齢化社会であれば、なおさらなのですが、国の対策の遅れが気になります。
それでいて、1億総活躍社会みたいな、全体主義をあおるような政府のやり方は、戦前の戦争へ突っ走っていった時代と非常にやり口が良くにていて、危険を覚えます。
だいたい、政府が、1億総***みたいなことを言い出したときは、国民を政府の思い通りにコントロールしてやろうという意図があるのではと、勘ぐるべきでしょう。
イクメン議員がどうのこうのと、表面上は国民のことを考えているフリをして、実際のところイクメン・育休議員が、妻の妊娠中に不倫をするレベルの人間が政治をやっているわけですから、政府としても顔にドロを塗られた形かもしれませんが、こんな議員がいるようでは政策にもあまり期待は持てません。ただの格好つけだと思われてもしかたないでしょう。


共働きの諷すは、戦況衆愚に比べ、結婚生活に不満を持ちやすい


まあ、それはさておき、子供を育てながらの共稼ぎとなると、専業主婦に比べて不満を抱きやすくなります。




子供ができると、夫婦のあり方が問われるとも言えるかもしれません。


離婚することがポジティブな選択肢というケースもありますが、離婚しないで、良好な夫婦関係を保ちながら、一緒に子育てしていくほうが、子供にとっても幸せになるというケースのほうが多いでしょう。




危険なパターン


危険なパターンとして、妻が夫の分まで抱え込んでやってしまうパターンです。
一人で抱え込んでしまうタイプの人、旦那や子供に尽くそうとするタイプの人ほど、なんでもかんでも母親の仕事と思い込み、母親ばかりが抱え込んでしまったりします。
妻は、どうしてもとなったときに、夫ではなく妻の母に相談するようになります。
すると、妻+子供+妻の母というタッグができあがってしまい、プラス保育園があれば、夫がいなくても家が回るとなってしまい、夫はポツンと浮いてしまいます。


夫婦で育児をきちんちシェアしておくことで、このリスクを避けることができます。


夫は産後の女性の心身の変化を理解する


男が女のことを理解するなんていうのは、とうてい無理な話ですが、知識として知っておいて、対応するだけでも随分と変わってくるでしょう。
産後の女性は、産前の体力を回復するのに2年ぐらいはかかるとも言われています。


体の変化


産後1ヵ月間は、産褥期で、普通分娩でも子宮にできた傷で出血が続いてしまうなど、いわば重病人状態。
こんな時期は、夫も会社にきちんと話し、できるだけ早く帰宅して、家事や育児を主体的に行うなどの配慮が必要となります。


心の変化


産後はホルモンバランスが崩れ、些細なことでも気分が落ち込んだり、イライラしたりしやすく、社会からの孤独感を感じる人もいます。
多少イライラしていても、理解しておおらかに接するぐらいの懐の深さが必要となるでしょう。
NGワードとしては、「(家事や育児を)”手伝う”よ」
親切のつもりで言った言葉であったとしても、「手伝う」って何よ!ということになりかねません。

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