オシャレな飲み物というと真っ先に思いつくのが赤ワイン。
キリンのビールを飲んでも、アサヒのビール飲んでも、サッポロのビール飲んでも、エビスビール飲んでも、スーパードライ飲んでも、発泡酒飲んでも、ビールはビールという認識しかもてず、ノンアルコールのビールもどきの飲料を飲んでも、酔わなかったからビールじゃなかったんだと思うぐらい無頓着な私からしてみれば、ワインソムリエとか、本当に味がわかるのかな? と思ってしまう。よく何年もののどこ産のなんて、それこそラベルを偽装されたらわからないんじゃないかと思ってしまったりするが、たぶんきっちりと当てるんだろうから、大したものです。

ところで、「フランスの逆説」「フレンチパラドックス」等と呼ばれているものがあるが、フランスでは、肉類や乳脂肪、フォアグラ等の動物性脂肪をたくさん摂っているにもかかわらず、心臓病の死亡率が低いという説が出され、フランス人が日常的に飲んでいる赤ワインに注目があつまり、赤ワインのポリフェノールが動脈硬化や脳梗塞を防ぎ、ホルモン促進作用をもつとボルドー大学の科学者が発表した。
こういう研究が発表されると、横やりをいれる人がでてくるものであります。
フランス人はワインの飲み過ぎで肝疾患で死ぬから、相対的に心臓病で死ぬ人が少ないという意見や、アメリカに比べて1回の食事量が少ないからだと考える人もでてきていたが、WHO(世界保健機構)によってフレンチパラドックスの理論が発表されると、1990年代のはじめ赤ワインブームがはじまった。

実際に数多くの研究から赤ワインのポリフェノールが血栓の生成を遅らすということが証明されています。さらに赤ワインポリフェノールは癌腫瘍の形成速度を遅らせたという報告もあります。

しかし赤ワインは太りやすい飲み物で、アルコールは1g当たり7kgとなります。また赤ワインを飲むと、血管が拡張され片頭痛等の原因になります。もちろん肝臓の負担にもなります。

そこで最近では、ポリフェノールだけを集めた製品などがサプリメントとして販売されるようになっています。

よくポリフェノールというと体にいいというイメージがあります。
日本人は、ポリフェノールを何からいっぱい摂っているでしょうか? 赤ワイン? チョコレート? そうですね、チョコレートのポリフェノールなんていうのもありました。
実をいうと、日本人は何から一番ポリフェノールを摂っているかというと、コーヒーなんです。最近ではコーヒーの健康に対する作用がいろいろ言われています。
コーヒーというと、まず連想するのがカフェインで、眠気防止となるわけですが、このカフェインには胃液分泌を活発にする働きがあるのです。胃酸過多や胃潰瘍の人が、”大量に“コーヒーを飲むと、胃壁が胃液によって荒れるということなので、空腹時に大量はやめたほうがいいだろうが、胃液分泌により消化が進む面もあります。
タバコとの組み合わせはNGですが、それを注意すればいいのではないかと思います。
そしてコーヒーと言えばタンニンですが、このタンニンは実はポリフェノールの一種なのです。

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