西洋医学では、体の調子が悪いとその部分に関して対症療法が行われますが、漢方薬を中心とした東洋医学等では、体全体として健康を考えています。
例えば、緑内障・白内障・ドライアイといった目の症状があった場合に、目という部分だけを治療しても効果があまり出にくいと考えいます。
その理由は、こうした目の部分の症状は、体全身の血液がうまく循環していないことが原因となっていると考えるからです。
体の血流が悪いと、目に十分な栄養や酸素が届かなくなってしまいます。


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それでは血液循環と関係が深い臓器といえば、それは胃腸になります。
人が年をとって老化により胃腸が硬くなったり、悪い姿勢をとり続けたり、運動不足だったりすると、やはり胃腸が硬くなり、弾力性が失われてしまいます。胃腸の弾力性が失われると、胃腸のぜん動運動がうまく行われなくなり、自律神経のバランスが崩れてしまいます。自律神経のバランスが崩れることで、さらに全身の血流が悪くなってしまうのです。

そこで胃腸の硬化を治してあげることで、自律神経を整え血流をスムーズにすることで、視神経の機能が良くなり、緑内障や白内障が改善していくというメカニズムになります。

◆緑内障・白内障・ドライアイに効果的な運動は、”その場でジャンプ”をすること
その場でジャンプするとどうなるのでしょうか。
体がジャンプすると同時に、内臓の胃腸も上下に揺れます。この運動を繰り返すことにより胃腸の緊張がほぐれ、硬化して胃腸はやわらなかくなっていきます。そしてぜん動運動が活発になってきます。そうすることによって自律神経のバランスも整っていき、血流が改善していきます。目にも十分な血液や酸素が届くようになり、目のトラブルに有用に働きます。

さらにその場でジャンプすることは、ふくらはぎをつかうので、第二の心臓とも呼ばれているふくらはぎや太ももが鍛えられ、心肺機能が高まったり酸素をうまく取り入れられるようになります。
早い人だと1~2週間で効果を実感できるでしょう。最低でも1ヵ月は続けるようにします。

◆その場でジャンプを簡単に行う方法
その場でじゃんぷは、縄跳びをイメージするとよいかも知れません。コツは無理して高く飛ぶ必要はありません。縄に引っかからない程度で十分です。エアー縄跳びでもいいのですが、実際に縄があると、ひっかからないように注意するので脳への刺激にもつながります。
無理しない範囲で1日50回ぐらいからはじめると良いでしょう。慣れてくれば10回を10セット行うなど1日100回~200回も目安に、理想は500回となります。家の中だと、固い場所を選んで行うと良いでしょう。

◆雨や風の日のマンション、膝痛がある場合などのその場でジャンプの代替運動
その場でジャンプは、マンションやアパートなどでは、下に住む人に迷惑をかけてしまうこともあるでしょうし、ジャンプすると膝に大きな負担がかかるため、膝を控えている人は、もも上げを行うとよいでしょう。椅子や机につかまりながらでも問題ありません。
ももを上げる高さもできる範囲として無理をしないことが大切です。無理するとかえって膝を痛めてしまったりします。




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